情報基礎 講義メモ(第11回)
今日学ぶことの概要
- CSSを用いたWebページ作成
- 先週の演習(Excelなど)の説明 (今日の11:50までに仕上げる)
- Powerpointの説明
- 先週の演習(Powerpoint)の説明 (来週の11:50までに仕上げる)
- 今週の演習(CSSを用いたWebページ作成)の説明 (再来週の11:50までに仕上げる)
今日の内容
CSSを用いたWebページ作成
課題ファイルへのアクセスの確保、Windowsファイルのディレクトリの位置関係 (省略)
先週の演習(Excelなど)の説明 (今日の11:50までに仕上げる。前回と同じ)
先週の課題の概要
先週の課題は、次のようなものである。手書きの計算で求めてもよいし、Excelの表で計算してもよい。Excelの表で計算し、それを提出した場合、[A]のステップについては、100点満点で5点程度、[B]のステップについては、10点程度加点する。この加点は、この課題の評価についてのみであり、前期を通しての評価についてではない。課題の評価は、他の数個の課題と平均されるから、この課題で15点の加点があったとしても、前期を通しての評価においては、せいぜい2点から3点程度となる。
Excelを用いて計算した場合、Excelの計算結果を、HTMLファイルに自動的に読み込むのは、この「情報基礎」のレベルではできないので、[A]の結果を[B]に読み込むとき、そして、[B]の結果をHTMLファイルの形で示すとき、それぞれ入力し直すことになる。
[A]のステップを手で計算し、[B]のステップをExcelで計算したり、あるいは[A]のステップをExcelで計算し、[B]のステップを手で計算したりしてもよい。
(途中、大幅に省略する。詳細については、前回の講義メモを参照されたい)
作業のおおまかな手順
- 手作業で計算してもExcelの助けを借りてもいいので、学籍番号→読み替えた16進数→10進数 を実行する。
- ダウンロードした student_id.html ( kadai.html からきちんとリンクが張られていればファイル名を変更してよい) に結果を表の形で入れる。
-
Excelを用いた場合、完成したExcelファイル、すなわち、alpha_hexa.xls 、hexa_decimal.xls ( student_id.html からきちんとリンクが張られていればファイル名を変更してよい)を、「My document」→「適当に名称を定めたディレクトリ」 から、public_html に、あるいは、public_html の中に設けたディレクトリ に、必ずオリジナルをMy documentの中に残して、コピーする。コピーの仕方については、後述■■■を参照されたい。
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student_id.html の該当のセルをクリックすれば、そこにたどりつくように、student_id.html の中身を書き換える。
- HTMLファイル(たとえば、student_id.html )が kadai.html と同格(兄弟関係)に存在する場合、kadai.html の中のリンクを、下記●●●のように記述して設定する。
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kadai.html と同格のディレクトリ(たとえば、conversion )を作って、HTMLファイルをその中( kadai.html から見ると 甥/姪 の関係)に保存する場合、リンクを、下記◆◆◆のように記述して設定する。
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- ●●● <a href="student_id.html">student_id.html</a> ←学籍番号読み替え、10進変換の課題<br>
- ◆◆◆ <a href="conversion/student_id.html">conversion/student_id.html</a> ←学籍番号読み替え、10進変換の課題<br>
.pptファイル作成の課題について
課題の満たすべき要件
- Microsoft Powerpointを用いて、末記の条件に合う.pptファイルを来週のこの時間の昼11:50までに完成させる。それをpublic_htmlの元において、ウェブブラウザで見える状態にする。
- 締め切りより遅くなった場合
- 完成すれば、評点は下がるが、評価はする。
- 間に合わなかった者は、完成した時点で kiyoshi@gscc.osaka-cu.ac.jp と k-nakano@ ex.media.osaka-cu.ac.jp に完成したことを通知するメールを出すこと。遅れれば遅れるほど、評点は悪くなる。
- 次のような合計6枚のスライドからなること。1枚目には、タイトル(適当につける)と、自分の学籍番号、氏名を、書き込む。
- 以下、同一の業界について分析、記述していくこと。業界内の企業の位置づけを2次元平面に配して示したスライドが1枚あること。
- 親子構造の入っている語句や文章(業界の加速要因、減速要因)の入ったスライドが1枚あること。
- 論理関係(業界の加速要因、減速要因など)を説明した図の入ったスライドが1枚あること。
- 業界内の1社あるいは数社の売上高(連結があれば連結)か営業損益あるいは経常損益(連結があれば連結)のここ3年以上の推移を示す表が入ったスライドが1枚あること。
- 業界内の1社あるいは数社の売上高(連結があれば連結)か営業損益あるいは経常損益(連結があれば連結)のここ3年以上の推移を示すグラフが入ったスライドが1枚あること。
PowerPointの実習
実習の前に (前回とほぼ同じ)
- 実習材料のコピー
- Windowsのマイドキュメントの中に、新しいディレクトリを作って、「kadai_ppt」 などと名付けてほしい。 ファイル → 新規作成(W) 【新規作成に 新規作成(N)[上の方] と 新規作成(W)[中央 やや下] の2つがあるので注意】
- もととなるPowerpointファイル「sample02.ppt」を、今作った「kadai_ppt」に保存する。
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student_id.html (kadai.html からリンクさえ張ってあれば名称変更は自由) を皆さんのコンピュータ領域の public_html に保存する =http://www.media.osaka-cu.ac.jp/~kiyoshi/info_edu/2007_first_half/sample01.ppt など
- http://www.media.osaka-cu.ac.jp/~kiyoshi/
- →掲載されている講義資料
- →情報基礎(情報処理I) 講義資料
- →2007年前期
- その他関連資料
- 10.PowerPointの演習の材料
- Powerpointのサンプルファイル1 (sample01.ppt)
- Powerpointのサンプルファイル2 (sample02.ppt)
PowerPointの実習(1)
- さきほどダウンロードした、sample02.pptのスライドを手本に、皆さんの選んだ業界における成長促進要因、成長阻害要因の命題のツリー構造を、仕上げてみよう。
- fig_smp1.pptの1枚目の検討項目(「規制緩和の影響」、「グローバル化の影響」など)は、そのまま流用してよい。
図形作成機能のデモ
- 画面下辺に図形作成関連のメニュー
- 線分、矢印線、長方形、楕円、横書きテキスト、縦書きテキスト
- ペンキ缶=塗りつぶしの色、筆=筆の色、線の太さ、線の種類、矢印の向き
- 図形の調整
- グループ化
- 順序=図形の重なりの制御
- 配置、整列=特定の線に図形の位置をそろえる、均等配置する
- 回転、鏡像反転
- オートシェイプ→基本図形
PowerPointの実習(2) (一部、前回と重複)
- 要因分析や企業分類の図の作成
- 要因分析や企業分類の図を作ってみる。選んだ業界の成長に関する成長促進要因、成長阻害要因の連関などを図示する。
- Googleによる企業や業界の売上高などの検索
- Googleなどの検索エンジンで、企業や業界の売上高などを探す。表があれば、メモ帳かExcelに、コピーする(Excelにコピーするときには、ウェブの中の表の飾りが一緒にコピーされることがあるので注意)。売上高などが、文章中の数値だった場合には、Excelなどに再入力する。
- PowerPointの表作成機能
- PowerPoint自体が表作成機能を備えている。
ファイル→新しいスライド 右側の「新しいスライドのレイアウト」で一番下から2行目の、4X4の表らしきものが書かれているレイアウトを選ぶ。 スライドの中央をダブルクリックし、列数と行数を適当に入れる。
列や行が足りなくなったときには、分割して列や行を増やすことができる。多かったときには、となりあったセルを合体させていくことで、列や行を減らすことができる。列や行を減らす目的でなくても、セルの合体は使える。
- Excelの表のコピー
- Excelで作った表のうち、コピーしたい領域を選び、ctrl + c で覚え、Powerpointの新規スライドで、図表をコピーするためのスライドを選び、ctrl + v で貼り付ける。
- Excelのグラフのコピー
- Excelで作ったグラフのうち、コピーしたいものを選び、ctrl + c で覚え、Powerpointの新規スライドで、図表をコピーするためのスライドを選び、ctrl + v で貼り付ける。
表を備えたスライドの作成
-
課題の遂行においては、Excelからコピーしても、Powerpoint自体の表作成機能を用いて表を作成してもどちらでもよい。Excelの操作に慣れている場合、Excelで作って、Powerpointにコピーする方が多分、楽である。
- Powerpoint自体の表作成機能を用いて表を作る方法
- 手順は、以下のとおり。
-
何行何列の表になるかをあらかじめ見積もっておく。
- 挿入 (Alt + I) → 新しいスライド (あるいは Ctrl + M)
- 右側の「スライドレイアウトの適用」で、下から2段目の左側、4列X4行の表の入ったアイ
コンをクリック
- 出現したスライドの中央のアイコンをクリック → 何列 何行 の数値を入力
- それぞれのセルに文字や数値を入れていく。
- 表の作成時には、関連のメニューアイコンが、バーに登場するのでそれも用いる。セルの結合や分割、行や列の挿入や削除、セルの中の位置指定(上、中央、下)、セル内縦書き、列や行の幅や高さ揃え−などである。
- Excelで表を作って、それをコピーする方法
- 手順は、以下のとおり。
- あらかじめExcelで表を作る。コピーしたい部分の左上のセルをクリック。shiftを押しな
がら、コピーしたい部分の右下のセルをクリック。Ctrl + c でその個所を覚える。
- Powerpointにうつり、挿入 (Alt + I) → 新しいスライド (あるいは Ctrl + M)
- 右側の「スライドレイアウトの適用」で、一番上の段の右側、タイトル枠以外真っ白のレイアウトをクリック
- スライドの白い(何もない)個所をクリックし、Ctrl + v (Excelで記憶させておいた表が、Powerpointの表機能のもとで、コピーされる)
グラフを備えたスライドの作成
- あらかじめExcelで表を作り、それをもとにExcelでグラフを作り、それをPowerpointにコ
ピーするのが便利である。
- 白いスライドにグラフをコピーする場合
- 手順は、以下のとおり。
- あらかじめExcelで表を作り、それをもとにグラフを作り、Excelのワークシートに配置する。コピーしたいグラフ部分の枠をクリック。Ctrl + c でそのグラフを覚える。
- Powerpointにうつり、挿入 (Alt + I) → 新しいスライド (あるいは Ctrl + M)
- 右側の「スライドレイアウトの適用」で、一番上の段の右側、タイトル枠以外真っ白のレイアウトをクリック
- スライドの白い(何もない)個所をクリックし、Ctrl + v (Excelで記憶させておいたグラフが、Powerpointの表+グラフ機能のもとで、コピーされる)
- グラフの枠の外をクリックする (グラフのみが表示されているように見える)。
- グラフの枠の中をダブルクリックする。枠の下に、「graph1」、「sheet1」、「sheet2」などと付けられたタブがついているのが見える。これにより、グラフの背後にあるデータを、(Excelに戻ることなく)Powerpointの中で修正して、グラフを修正することができる。
- コピー用のアイコンが用意されているスライドの場合(お勧めできない)
- 手順は、以下のとおり。
CSSを用いたWebページ作成の実習(再来週締め切り)
村上先生および中野の作ったサンプルのダウンロード
図のように、ディレクトリを作っておく。「css_sample」、「css_material」、「css_practice」のディレクトリ名は、実は、何でもよい。その中の「css」と「images」
のディレクトリ名は、このとおりにした方が楽である(実際には、「css」も「images」もきちんと名称を指定するのなら、どんな名称でもよい)。
http://www.media.osaka-cu.ac.jp/~kiyoshi/info_edu/2007_first_half/index.html の中の、「11.CSSによるWebページの作成 関連サンプルファイル 」の下の各行において、右クリックしては、対象を「ファイルに保存」で、以下のように保存していく。
- 村上先生のサンプルファイル
-
http://www.ex.media.osaka-cu.ac.jp/~harumi/mihon/index.html → css_sample の中に
-
profile.html → css_sample の中に
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http://www.ex.media.osaka-cu.ac.jp/~harumi/mihon/hobby.html → css_sample の中に
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http://www.ex.media.osaka-cu.ac.jp/~harumi/mihon/css/index.css → css_sample/css の中に
-
http://www.ex.media.osaka-cu.ac.jp/~harumi/mihon/images/photo.gif → css_sample/images の中に
- 中野のサンプルファイル
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http://www.ex.media.osaka-cu.ac.jp/~k-nakano/css_material/index.html → css_material の中に
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http://www.ex.media.osaka-cu.ac.jp/~k-nakano/css_material/features.html → css_material の中に
-
http://www.ex.media.osaka-cu.ac.jp/~k-nakano/css_material/access_to_documents.html → css_material の中に
-
http://www.ex.media.osaka-cu.ac.jp/~k-nakano/css_material/gscc_logo.gif → css_material の中に
-
http://www.ex.media.osaka-cu.ac.jp/~k-nakano/css_material/yoko_05_spring.pdf
CSSの役割
たとえば、村上先生のサンプルファイルをダウンロードしたあと、「css」のディレクトリ名称を変えると、index.css が探せなくなって、レイアウトが変わる。
再来週までの課題