情報学概論のレポート課題と同じである。レポートの内容が情報学概論と同一でもかまわない。
下図は、1980年代前半、いわゆるニューメディア・ブームと呼ばれる現象が起きた際、当時のニューメディアと既存のメディアとの補完関係を示すために表された図である。縦軸が受信者の手元に情報が届くまでの時間(単位:日)、横軸が受信者の数(単位:人)を示す。
上図の「キ」が既存のメディアでカバーしきれない「メディアギャップ」と呼ばれる領域である。当時のニューメディアは、このメディアギャップを補うのに適しているとされた。
2000年代(decadeで)前半現在、このメディアギャップの部分の多くが、インターネットを利用した各種の「メディア」でカバーされている。
まず、インターネットを利用した各種の「メディア」のうち、上図の「キ」に位置するメディア(新しいメディアと呼ぶ)を選び *1 、新しいメディアに類似していると考えられる、上図に登場する既存のメディア(古いメディアと呼ぶ)を選びなさい。
両者を比較して、(1)それぞれの特徴(長所、短所)、(2)その特徴の違いによって生じた新しい用途やビジネスモデル、(3)(あくまでその新旧メディアの対について)新しいメディアが古いメディアに与えた影響−−などについて述べなさい。
字数は、800字から3200字。文章部分はテキストファイルの形で、また、図表はExcelあるいはPowerpointで作成する。図表は字数に入れない。文体は、だ・である調とする。締切は、05年1月6日 23:30。電子メールで
kiyoshi@gscc.osaka-cu.ac.jp
に送る。電子メールの件名(Subject)を
media_repo_050106_★_◆◆◆
とする。ここで、★は名前の頭文字(英文字半角)、◆◆◆は名字のフルスペル(英文字半角)。
(c) Kiyoshi_NAKANO, OSAKA-CU, 2004