折り紙

弾き語りバーのグランドピアノ

  1. 色のついていない面を表にする。縦、横それぞれに半分に折って折り線をつけ、それに向かって上辺、左辺を折り込む。
    図GP05

  2. 余った部分は図のように左に出しておく。裏返して、あらわれている部分の半分のところにつけた横の線に合わせて、上辺を折り込む。
    図GP08

  3. あらわれている部分の半分のところにつけた縦の線に合わせて、一番表にある台形を浮かせ、台形を一緒に折らないようにしながら、右辺を折り込む。
    図GP12

  4. 台形の部分を折らないようにするため、図のように処理する。
    図GP15

  5. まだ折られていない部分を半分にする線を、縦、横、それぞれにつけておく。裏返す。表になった面には、最初に折った部分の端の辺が、縁取りのように残っている。
    図GP18

  6. 左に突き出ている先端部を除いた正方形において、上辺の左から3分の2の点と左辺の上から3分の2の点を結んで、斜めの谷折り線をつける。この線から、左上に平行に、縁取り部分と同じ幅だけ離して、谷折り線をつける。これを「Aの線」と呼ぶことにする。
    図GP22

  7. 「Aの線」と上辺との交点から真下に、また、「Aの線」と左辺との交点から真右に、それぞれ山折り線をつける。この線は、縁取り部分をカバーしてさえいればよい。

    続いて、上辺、左辺それぞれで、図に示した2つの交点を結ぶ谷折り線をつける。これも、縁取り部分をカバーしてさえいればよい。

    図GP25

  8. 図の上辺において、正方形部分の縁取りは裏返さないようにしながら、先端部を裏返してかぶせ折りにする。実際には、先端部を正方形部分に対して垂直に立てるようにしないと作業ができない。
    図GP28

  9. かぶせ折りを実行して、左上の端が図のようになるようにする。裏返してから先端部を左に折りたたむ。
    図GP32

  10. 左辺と下辺を中央に向かって、右上の部分を除いて二艘舟の形になるように折り込む。
    図GP35

  11. 二艘舟から、同じく右上の部分を除いて田の字の形になるようにする。
    図GP38

  12. 田の字の形の中央の3点を、折り鶴で菱形を作るときと同じ要領で、外側に折る。
    図GP42

  13. 図の左下の菱形は、紙の色の着いていない部分が表に出ていて白いが、これを裏返して、色の着いている部分が表になるようにする。

    菱側の外側の先端を図のように半分に折っていく。
    図GP45

  14. 裏返す。以前つけておいた谷折り線と山折り線を確認する。薄れていたら、再度つけておく。
    図GP48

  15. 2本の斜めの谷折り線のところで、直角、直角に曲げる。

    曲げながら、新たに天井のようになった直角二等辺三角形から、縁取り部分が、垂れ幕のように下に垂直に垂れるようにする。短い山折り線と谷折り線とで、縁取り部分の端を整える。
    図GP52

  16. 2回、直角に曲げたので、図のように、裏側に隠れていた先端部が手前に見えるようになる。

    この先端部が天板に、奥の大きな直角二等辺三角形が底板に、手前の小さな直角二等辺三角形が弦を守る格子構造に、Bから見た正面が鍵盤と前板に、Aから見た正面がグラスを載せるテーブル板と側板に、直角二等辺三角形の長い辺の部分がグラスを載せるテーブル板と側板に、それぞれみたてたものである。
    図GP55

  17. ここから拡大した図で示す。菱形をさらに半分に折って細くしたものが三方に出ているが、これを手前から奥に向かって折る。これがピアノの脚になる。

    Aから見た図とBから見た図では、縁取り部分を垂直に垂らしたものがそれぞれ正面に見える。これがピアノの側板となる。
    図GP58

  18. 天板を開いた形にするために、先端部と呼んできた部分を2つに折る。尖った部分をさらに半分に折って細くし、天板を支える棒にする。
    図GP62

  19. これで出来上がりである。前の図で、Bから見た正面が鍵盤にあたる。演奏者の左側面、すなわちAから見た正面と、演奏者の右奥の面、すなわち直角二等辺三角形の長い辺にあたる面には、ピアノの側板から、グラスを置くための板が張り出している。
    図GP65


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